プリウスPHEVは3月15日発売。223PSで30km/L超え、価格は460万円
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 58
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トヨタは、新型「プリウス」のプラグインハイブリッド車(PHEV)をZグレードに設定し3月15日に発売する。月販基準台数は450台で価格は460万円(税込)。
プリウスは、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したトヨタを代表するモデル。新型プリウスでは、「ハイブリッド・リボーン」をコンセプトに、高い環境性能だけでなく「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたエモーショナルなクルマを目指して開発が行われた。
今回追加されたPHEVモデルは、コンパクトかつ大容量な駆動用バッテリーと、高出力の駆動用モーター、高効率ガソリンエンジンを組み合わせた最新のプラグインハイブリッドシステムを搭載し、プリウスのハイパフォーマンスモデルとしての位置付けとなる。
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搭載されるのは、第5世代ハイブリッドシステムをベースとした新開発の「2.0Lプラグインハイブリッドシステム」で、システム最高出力164kW(223PS)、0-100km/h加速6.7秒を実現しながらも、燃費は19インチタイヤ装着車で26.0km/L、17インチタイヤ装着車では30.1km/Lを達成する。
EV走行距離は、19インチタイヤ装着車で87km、17インチタイヤ装着車では従来型比75%向上となる105kmを達成し、日常のドライブのほぼすべてを充電した電力だけで賄うことができる。
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デザインにおいては、金属調シルバー塗装のロアグリルやグレースモークカラーのテールランプ、PHEV専用の19インチアルミホイールなどで差別化を図るほか、1年間でEV走行1250km分に相当する電力を生み出す第2世代の「ソーラー発電システム」を設定した。
さらに、バッテリーにためた電力を外部に給電できる「EV給電モード」や、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HEV給電モード」を設定する。トヨタの発表によると、バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5日分の電力が供給可能とのこと。
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